現役エンジニアが感じるAdaloのメリットとデメリット

今回ノーコードツールのadaloについて書いていきます。

目次

なぜ?

実際に「Adalo」を使用してみてメリットデメリットがあったので、これから使用する方への参考になればと思い記事を書いていきます。

①Adaloとは?

Adalo(アダロ)とは、アメリカのセントルイスにあるノーコードの企業です。

②どんな事が出来るの?

Codeを書かずにWebアプリやスマホアプリを作成する事ができます。

非エンジニアやデザイナーの方、私の知り合いの中学生でもアプリ開発に触れたりしています。

そんな気軽に触ることが出来るノーコードサービスのAdaloについてのメリットとデメリットを紹介していきます。

③メリット

メリットを簡単にまとめると“誰でもすぐにWebで動作するアプリが作成できる”ことです。

慣れれば1時間もかからずに使ってもらえるアプリを作成することが出来ます。

以下に「Adalo」のメリットを箇条書きにしました。

・コードを書かない

1番のメリットになります。

コンポーネントと言われるアプリのパーツをページに配置して、アプリを作成していきます。

イメージとしては、ブロックや積み木のようにすでに形があるものでアプリを組み立ていくイメージです。

・インフラ構築をしなくてよい

インフラ構築とはサーバー構築の事で、Web上ではAdaloのサーバーを使用する為サーバーを作らずアプリをリリースできます。スマホのネイティブアプリの場合は、各種プラットフォームのサーバーと連携します。

・外部のAPIを使用できる

GoogleMapや自動化ツールなどのAPIを使用して便利なアプリを作ることができます。

・自分の書いたコードを使用することも可能

自分で書いたプログラミングコードを使用することが出来ます。

こちらの機能はAdaloの機能の中で比較的上級の機能になるので概要については今回省略します。

・他人のパスワードの管理をしなくてもよい

パスワードはAdaloサービス内で管理してくれています。

自分が作成するデータベースの中には格納されないので、セキュリティについて考える必要がなくなります。

・共同作業で編集する事ができる

アプリ制作をメンターに手伝ってもらったり、

・Webアプリとネイティブアプリを作成できる

Webアプリに関しては、作成してすぐにWeb上で使用することができます。

スマホのネイティブアプリは、アップルやGoogleの審査を通過すると後悔することが出来ます。

AppStoreにリリースすると難易度は高まります。

・外部の有料コンポーネントを購入して開発に幅を持たせられる

外部の有料コンポーネントを使用すれば、機能やデザインの幅を広げることができます。

価格としては日本円にして¥1500~6000ぐらいで購入が可能です。

・テンプレートがあるので、カスタマイズしながら学習が出来る

アプリを作らなくても用意されているアプリがあるのでそれをカスタマイズしたり分解したりしてアプリの参考にする事ができます。

・公式フォーラムは英語だがバグ解決に役立つ

Adaloの公式サイトからアクセスができるQ&Aサイトになります。

過去の質問をみることができたり、自分で質問することも可能です。

質問には、一般の方やカスタマーサポートの方が回答してくれます。

筆者も困ったときはここで問題を解決することがよくあります。

④デメリット

以下デメリットの箇条書きです。

・デザインが一部限られる

デザインはコードを書いたものと比べるとどことなく、もったりしています。

デザイナーさんが使用すれば、この辺りは改善出来るかもです。

・デザインが崩れやすい

コンポーネント(パーツ)を横に並べたり、重ねたりするとデザインが崩れることがあります。

デザイン崩れはCSSの関係で発生しています。

自分でコードを書かない分ある程度はしょうがないかと思います。

・開発画面が英語

開発画面がすべてが英語なのでとっつきづらいです。

慣れないうちは、Googleのページの翻訳機能で翻訳して使用するのがよいです。

・テキスト入力で日本語未対応がある

最初につまずく点としては、作ったアプリ内にテキストを配置し日本語を入れると文字化けが発生します。

検索窓やエディターを用意してそこに記述してからコピー&ペーストで文字を挿入していきます。

・写真の読み込みや処理が遅れる時がある

読み込みが遅く表示が遅れたりすることがあります。

サーバーの関係上仕方ないかとおもいますが、出来ればもう少しだけ早くなると助かります。

・サーバーのメンテナンス期間がある

不定期でメンテナンスがはいります。

メンテナンスが入るとWebアプリの場合はアクセスできなくなります。

アクセス出来ない期間は、大体30分〜1時間程度になります。

ネイティブアプリの場合はサーバーが別なので現段階ではこのような事は発生していません。

・独自ドメインを使用する際は有料プランを使用する必要がある

無料プランだと機能が制限されます。

有料プランに日本円にして大体6000にすることで、独自ドメインを使用出来たりアプリストアーにリリース出来たりします。

開発は無料プランでも十分可能なので、本格的使用するとなったら有料プランに切り変えるのが良いです。

・思った通りの機能が難しい場合もある

処理を沢山詰め込みすぎたり、ゲームを作るなどの実装には、今の所あまり対応されていません。

筆者も作成していて何度か悩ませれましたが、違う方法を考えることで同じような機能をつくることも可能でした。

ポジティブに捉えれば、思考力のトレーニングになります。

・日本で無料公開されている情報が少ない

今の所無料の情報は少ないです。

筆者はYouTubeの無料動画や有料サロンで学習を行いました。

まとめ

今回メリットとデメリットを簡単にまとめました。

メリットとデメリットありますが、私の場合は今の所メリットが勝っています。

Adaloでアプリ開発を行えるようになると営業、要件定義、デザイン、開発、リリース、運用まで1人で行うことも可能です。

慣れれば1人で受託で開発をする事もできます。

費用をかけずに使えるアプリを作ってほしいという需要はあるので、ぜひマスターしてアプリを作成してみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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