プロジェクトマネジメントについて〜通信インフラ編〜

プロジェクトマネジメント

今回は、私が行った「プロジェクトマネジメント」についてアウトプットしていきます。

目次

なぜ?

プロジェクトリーダーを勤めていたプロジェクトが終了した為、区切りとしてどんな事をしていたのかを書いて行きたいと思います。

プロジェクトについて

プロジェクトは新規で立ち上げて行くこともあれば、既存のプロジェクトにアサインすることもあります。

今回は全プロジェクトを参考に新規での立ち上げについて書いていきたいと思います。

ちなみに前プロジェクトは大手キャリアのインフラ保守拡大プロジェクトです。

これから設備も増えていくのでアサインする方の参考になればと思います。

規模

チームについて

計12名

リーダー1名

責任者6名

作業員6名

私はリーダーと責任者を兼任していたので12名になります。

元請けチーム

元請け通建事業者

サポートデスク

使用ツール

Slack

メール

Excel

PPT

box

ZOOM

①要件定義

要件について

フィールドエンジニアへの要件定義は、開発と違いクリエイティブなものはほとんどありません。

工事工程の中でクライアントさんからの以下の要求があります。

・設備の拡大目標数

・稼働の確保

・作業図面

・安全やリスクの管理

・ヒヤリ・ハットの共有

上記のクライアントさんからの要件をまとめチーム内に周知を行います。

現場エンジニアのスケジューリング調整を行ったり、作業図面の問題に問題があるようなら上位に問い合わせを行うようにします。

注意点

・メールは迅速に共有。

急遽のスケジュール変更が入ります。伝達までタイムラグがあるのですぐに共有しクライアントさんには周知済みの連絡を入れます。

・作業員から上がってくる問題はこちらで解決できるものであれば、解決する。出来ないものに関してはエスカレーションする。

②構築

構築について

作業図面をもとにサーバーラックに設置されたサーバーやSwitch類の作業を行います。

図面や作業工程で不具合があった場合は、チャットツールを使用してすぐにエスカレーションを行います。

テキストでの認識合わせが難しい場合は電話ですり合わせを行います。

注意点

ここでのミスは、通信断などの会社の大きな損害につながります。最悪の場合行政機関への報告も必要となるので指差呼称を行いダブルチェックで作業を行います。

プロジェクトリーダーは、月一で品質会議を開催しチームの品質を管理していました。

③テスト

テストについて

作業後は電波信号を通し、問題がなければ構築作業は終了です。

注意点

問題があった場合は、サポートデスクから連絡が有るため問題が有る部分を再作業します。

プロジェクトリーダーは、作業班の進捗管理を行いクライアントさんに報告します。

④成果物

成果物について

成果物として完成図書やその他の報告書を作成し提出。

注意点

ルールを決めていても完成図書や報告書のフォーマットが人によって異なるのでプロジェクトリーダーは基準を設けて作業員に周知し訂正してもらいます。

困った事

チーム編成

12名いるとデキる人とデキない人の仕事の偏りがでてくるので、スキルによってうまく振り分けをしたり、組むメンバーを調整したりしまいた。

基本2人1組で行動してもらうので人間関係の問題も発生しました。プロジェクトがうまく進むように本人たちには悟られないようにメンバー入れ替えを行い調整をおこました。

予算

予算が決まっているので、すこしでも移動や宿泊に無駄があると追求されてしまった。

費用予算は、一回提出して通ったから良しではなく、事前報告による合意や承認は必要だと感じた。

アクシデント

作業ミスがあったときの後処理によって作業がずれ込んでしまった事。

作業ミスがどうして起きてしまったのか?ミスを起こしてしまった班には、次の作業までにWHYを5回繰り返して原因と対策が明確になるまでおこなってもらいます。

結局、不注意によるヒューマンエラーがほとんどでした。対策としては、喚起するだけでなく仕組みで解決するようにしていました。

ミスが起こりそうな所は、KYMでの喚起とシュミレーションによる手順確認が重要だと感じました。

勉強になったこと

プロジェクトリーダーとして、

・やり取りの即レス

・工程管理

・予算管理

・スケジュール管理

・メンバー調整

・上位への合意や承認

上記はプロジェクトで最低限必要になるので事前もしくは都度確認する必要と勉強になりました。

その他としては、

・確認時はテキストに必ず残す。

・トラブルが起きた時は、対応できるものは事後報告。

・緊急性や必要性が有る場合は、すぐにエスカレーション

などやはり報告関連はしっかりと行う必要があります。

まとめ

今回のプロジェクトリーダーの内容は以上です。

もっと実際は細かい調整を行っていますが、大体こんな感じです。

また他のプロジェクトマネジメントの話も行って行きたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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